石拳(ロックフィストアングラーズリーグ)大塚賢太郎

石拳(ロックフィストアングラーズリーグ)・・・・村上義久氏を代表するJGFA登録チーム
磯釣り中心だが、もちろんルアー釣りもする。スポーツフィッシングの考え方に基づいた氏の魚と対等に有りたいと言う言葉「生涯スタンダップファイト」「釣りは作法である。」などから身体・精神を鍛え魚と出会う、そんなスタイルを信条とする硬派チーム。
彼等の小笠原遠征のスタンダップスタイルはあまりに有名、中でも大塚氏は珍しい「マルカ」(アカメの九州地方の地方名)のエキスパート、我々に近い視点で川の釣りをしている事から今回登場してもらった。

宮崎県の中部に一ツ瀬川と言う川があります。

私の郷里で一人のアングラーとして自分を育ててくれた川である。

2年前、ある雑誌に10本以上キープされたスズキ・チヌが並べられている写真を目にしました。

その場所は宮崎・一ツ瀬川河口。

自慢げなルアーマンが笑顔で写っていました。私はその写真を見て悔しさと言うよりも怒りを感じました。

確かに宮崎の坂那は数も多くピュアであり、よくつれることは事実です。しかし、だからといって写真のために?

自慢のために?釣った魚を全てキープする・・・・これで良いのでしょうか?

魚を食べるために、傷付いたためにキープすると言うのは私は頭ごなしに否定はしません。

しかし、アングラーとして、釣り人として、魚をフィールドを大切にもっと深く考える必要があるのではないでしょうか?

フィールドに着いたら、一投する前に一回深呼吸をして、水に触れてみましょう。

がむしゃらに魚を"獲る"ことに情熱を燃やすのも結構ですが、もう少し余裕を持ってフィールドそして魚達に優しく接することを私は提案します。

私は関東に来た今でもたとえ交通費や地理的なリスクがあろうとも、釣れようが釣れまいが、特にマルカ(アカメ)のシーズンには月2回、九州に帰ります。それだけの魅力があるからです。そのような本当の意味での「良い」釣りをしたいものです。

また、魚をキープすることについて「ハッ」と思ったあなた。まだ間に合います。魚達を思いやる気持ちを忘れずに、ノーフィッシュであっても思い出に残る釣りをしようではありませんか。