釣りに使うロッド・ライン・リール・ルアー以外のモノは軽視されがちな傾向が有りますが、スプリットリング・ルアーコネクターなどの金属パーツはとても重要な役割をしています。

これらの金属パーツは軽視されがち、もしくは信頼を寄せがちですが、タックルとのコーディネイトを考えて行かなければ、ならないと考えます。対象が大型になればなる程、ライン・ロッド・リールの性能が上がれば上がる程、その分弱いところにしわ寄せが来ますのでトータルでバランスのとれた強度も考えなくてはなりません。

また金属パーツにありがちな金属疲労による劣化による破損も気を配るべきです。
一番効果的なのは早めの交換と言う事になりますが、、ナイロンライン等に比べて劣化がわかりずらいという一面も交換時期を見誤る原因の一つです。最近のターミナルタックルのパッケージには強度等が表記されていますが、これも新品時の強度であり、一度でも使えば強度は表記通りでは無くなると言う事を理解していなければなりません。また、水中では何が起こっているか我々には想像するしか無いのですが、縦方向だけの強度で破損強度が測られているのかもしれません。もし、ファイト中にルアーコネクターが何かのはずみによってねじれ方向の力が働いたら?これは即破損に繋がると考えて、それに対する対応も必要でしょう。
F1などのモータースポーツに例えると求めるものが高ければそれだけパーツ類に気を配らなければならいでしょうし、常識を超えたところでは何が起こるかわからないものです。これらに対処するには、常に安全マージンを取ったセッティングと言うのが必要だと考えます。難しい事を書いていますが、誰にでも出来そうな簡単な事から考えて行きたいと思います。

ルアー=フック
画像のようにフックとルアーをケプラーやテクノーラ等の新素材でコネクトすれば、ねじれ方向の破損は防ぐ事が出来ます。また、フックが自由方向に動くということは、ねじれ方向のトラブルが少なくなるメリットが有ります。また、フックの自由度も有りますから、バーブレスフックのバラシも軽減できるでしょう。結束に使っているのは耐熱分解・耐摩耗性に優れていると言われるテクノーラ組糸の140lbを使用しています。他にダイニーマ・ケプラーノット等が良いでしょう。結びはコブ結び、アロンアルファと言う感じで簡単です。ただしこちらも過信は禁物定期的に繊維がほつれだしたら交換しましょう。また、ねじれにも弱いので、注意が必要です。
3Hook Lure
3フックのルアーはフッキングパワーが分散しやすく、またフッキングポイントもズレやすく、魚体に致命的なダメージを与えやすいのでフロントとリアのみのフックにします。その際、フロントフックサイズでバランスを取るようにすると良いでしょう。
具体的にはワンサイズ大きめのモノと交換すれば解決する事が有ります。また、アメリカンルアーのほとんどがフックサイズに影響を受けない設計になっている事実にも気が付かれると思います。シーバスのバイトのほとんどが頭から飲み込むということからこれで対処できます。
SMALL LURES

湾奥などでやむを得ずスモールサイズのルアーを使用する場合、私はほとんどシングルフック仕様にします。
この場合フックはがまかつ510や、管付き石鯛バリをテクノーラ組糸、セキ糸で留め、アロンで接着後、マニキュアなどで保護します。下側のルアーは収縮チューブを被せ、ペンチ等でフックを外す際に糸がほつれないように保護しています。
また、バランスが取りずらい場合は板オモリなどで動きを調整します。シングルフックになるとフッキングパワーが集中するため少ない力で確実にフッキングする事が出来ます。またファイト中のバラシも軽減します。ボートシーバスでもバラシ激減しますし、フックを外すのもスピーディーです。
ただし、大型のフックになると必要以上に刺さり過ぎ魚体にダメージを与えてしまう恐れが有るのであくまでスモールルアー用の
TIPSにしておきましょう。
また直線の引っぱり強度は高いもののねじれには極端に弱い性質も持ち合わせているのでこれも注意が必要です。
実験としてはフックを手で持ち、ルアーをまわしてケプラーをねじってみましょう。140lbの強度があっても転ほどで切簡単にれる時が有ります。それぞれの素材の性質を理解して正しく使う事にによりの最大の武器になり得る事も有りますが、そう言った弱点も把握しておくべきと考えています。